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シンガー・ソングライター、松任谷由実が年末恒例のフジテレビ系大型音楽特番「ＦＮＳ歌謡祭」に初出演することが２１日、分かった。１２月７日に生放送される第１夜（後７・０）に登場し、１９８３年のヒット曲「ダンデライオン～遅咲きのたんぽぽ」を同じくシンガー・ソングライターである平井堅（４４）とコラボ披露する。４２年の歴史を持つ同番組に初めて、ユーミンの美声が響き渡る。

フジの冬の風物詩に、歌姫ユーミンが初お目見えする。

今年の「２０１６ＦＮＳ歌謡祭」は第１夜を１２月７日に東京・グランドプリンスホテル新高輪の飛天、第２夜を同１４日に東京・台場のフジテレビから生放送。２週連続で午後７時からスタートし、計８時間半超で総勢１１０組以上が出演する。

豪華アーティストが勢ぞろいするなか、目玉がユーミン。同局はこれまで毎年のようにオファーをかけていたが、ユーミンのコンサート開催時期と重なり、実現しなかった。

しかし、今回ユーミンが放送中の同局系「Ｃｈｅｆ～三ツ星の給食～」（木曜後１０・０）の主題歌「Ｓｍｉｌｅ　ｆｏｒ　ｍｅ」を担当している縁に加え、スケジュールの都合がつき、第１夜への出演が決まった。

ユーミンは、４２年の歴史を持つ同番組に初登場。近年では、２０１１年にＮＨＫ紅白歌合戦に出演しているが、多忙なユーミンが年末の音楽特番に出演するのは極めて異例だ。

当日は「Ｓｍｉｌｅ－」を披露するほか、スペシャルコラボも実現。ユーミンファンを公言する平井と１９８３年の名曲「ダンデライオン～遅咲きのたんぽぽ」をデュエットする。

来年デビュー４５周年を迎えるユーミンは「まだ初めてのことがある、ということをうれしく思います。今年一年の感謝の気持ちを込めて歌います」と気合十分。一方の平井は、憧れの人との共演に「生きるレジェンド、ユーミン様とご一緒できること、役得この上ありません」と大喜びだ。

日本を代表するアーティスト２人が、冬の夜に美しいハーモニーを奏でる。