世界的スター歌手のブルーノ・マーズさんの新アルバム「24K・マジック」の表題曲に合わせて、61歳の着物姿のダンサーらが踊る動画を公開したところ、40万回近く再生され、なんとブルーノ・マーズさん本人もツイッターでコメントするなど、国際的に話題になっている。動画の制作者に、制作の意図を聞いた。
お寺の境内に着物姿の女性が3人連れ立って歩いている。突然、女性たちが音楽のリズムに乗って、ノリノリで踊りだす。着物姿の「おばあちゃん」が、「ブルーノ・マーズ」を踊る動画は、ブルーノ・マーズさんの新曲「24K・マジック」が11月18日に発売となったことに合わせ、11月22日にYoutubeで公開された。
この動画に着物姿で出演しているのは、「おばあちゃんダンサー」として有名なTORIさん(61)と、「ストリートダンス界の金さん銀さん」として知られるBAMBOO SHOOTのムッシュさん(56)、たちフラワーさん(59)。公式サイトでTORIさんは、「Over sixtyでもアンダーグラウンドのダンスシーンを十分に楽しめる事を自ら証明中!」というコメントを出している。
動画は日本だけではなく、海外、特に台湾、アメリカでよく再生され、11月26日には、ブルーノ・マーズさん本人も、動画を引用し「最高だった!!レディーたち、ありがとう!」というコメントをツイッターに投稿した。公開から約1週間で約40万回再生されている。
この動画を制作したのは、400人以上のダンサーらが所属する「オースタンス」(東京都品川区)。同社アーティストマネジメントチーム・ディレクターの佐々木佳菜さんは、「ダンサー界には世間にまだ知られていない素晴らしい才能がたくさんいます。今回(女性3人のダンサーの)『かっこよさ』を活かせるのではないかと思い、ダンサーが大好きなブルーノ・マーズさんの新曲のファン・ムービーを作りました」とのこと。
海外からの反響は「予想外」と言うが、ブルーノ・マーズさん本人にコメントを貰った時はどのような気持ちだったのだろうか。佐々木さんは、「『本人に届くといいね』とは出演者たちと話していましたが、まさか本当にご覧いただき、感想をいただけるとは」と驚きを隠せない。
着物姿の「おばあちゃん」によるキレキレのストリートダンスは、Youtubeでみることができる。
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