レオン・ラッセル、死去。74歳

レオン・ラッセルが日曜日(11月13日)、米テネシー州ナッシュビルの自宅で亡くなった。睡眠中に息を引き取ったと伝えられている。74歳だった。

ラッセル氏はこの夏、心臓発作を起こして以来、休養中だったが、1月にライブ活動を再開する予定だった。

10代半ばからクラブで演奏し始めたラッセル氏は、ゴスペル、ブルース、カントリーを融合した独自の南部ロック・ミュージックを確立し70年代にブレイク。その歌声や演奏スタイルは多くのミュージシャンに影響を与え、“ミュージシャンのミュージシャン”とも呼ばれた。2011年にロックの殿堂入りを果たした。

ラッセル氏を“ピアノ・プレイヤー、シンガー・ソングライターとして最も影響を受けた”と称賛し、2010年に彼とコラボレーション・アルバム『The Union』を発表したエルトン・ジョンは、「親愛なるレオン・ラッセルが、昨晩、亡くなった。彼はメンターでインスピレショーンであり、そして、僕に優しかった。愛していた。これかれも」と追悼の言葉を表した。

ジョージ・ベンソンは「今日、世界は才能豊かなシンガー、ソングライター、パフォーマー、そして僕の音楽的ブラザー、偉大なレオン・ラッセルを失った」と追悼している。

ラッセルが70年代初めに制作した「A Song For You」は、カーペンターズ、テンプテーションズ、ハービー・ハンコック、レイ・チャールズ、ウィリー・ネルソンら多くのアーティストにカバーされ、多くの音楽ファンに愛されてきた。

 

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