こんばんは、編集長のノリです。
今回は表現するための言葉について考察していきたいと思います。
僕は普段、こういった記事を書くために、ライティングに関する本を読んだり、解説動画を見たりして勉強しているのですが、同じ言葉や文章でも、物語を描く文章は、全く違うなぁと、ふと思いました。
そのことから、言葉は大きく分けて2種類あると思いました。
一つは読み手や聞き手にわかりやすく伝えることに徹した言葉(文章)。もう一つは物語や歌詞など、表現するための言葉。
前者は、今まさに書いているこの記事もそうなんですけど、その他、自己啓発本やハウツー本など、読み手や聞き手にわかりやすく伝える言葉を使っています。
後者は、抽象的な表現もあり、発信する側が、読み手や聞き手に向けて、必ずしもすべてをわかりやすく伝えなくてもいいものです。
つまり、表現を楽しむための言葉です。
このサイトは音楽に関するサイトなので、バンドマンやシンガーソングライターの方もいると思います。その中でも、歌詞を書く方、または、これから書こうと思っている方も中にはいるのではないかと思います。そういった方が関わっていく言葉というのはもちろん後者の表現するための言葉ですね。
そういった方に、ぜひオススメなのが、言葉を楽しむことです。
物語や、歌詞に使われる言葉というのは、心情や情景などを言葉で表現するものであり、読み手の解釈が十人十色です。
書き手があることをテーマに物語や歌詞を書いても、読み手の解釈によって、いろんなものに変化していくのです。
これは、すごく面白いことだと思います。
きっと、作詞をしていく中で、行き詰ることがあると思いますが、言葉を楽しむことによって、乗り越えられると思います。
何をどのように伝えたいのかを考えるのは当然なのですが、この言葉が人に伝わった時にどのような影響を与えるのか、想像を膨らませて、ワクワクすることも必要だと思います。
そういった感性をどのように養っていくのかというと、やはり小説や歌集などを読むことだと思います。
好きな曲の歌詞を改めて読んでみるのもいいと思います。
何から読もうか迷ってしまう方は、はぁちゅうさんのVoicyを聞くのをお勧めします。
はぁちゅうさんは、Voicyを通して、いろんなオススメの本を紹介しているのですが、小説、歌集、漫画、エッセイなどいろんなジャンルの本を紹介されています。
僕も最近毎日聴いていて、この記事を書こうと思ったのも、はぁちゅうさんが萩原慎一郎さんの歌集「滑走路」を紹介されていたのがきっかけです。言葉を楽しんでいるのが伝わって来たので、今まで歌集には興味なかったのですが、読んでみたいなと思いました。歌集はもしかすると、シンガーソングライターやバンドで作詞している方などにオススメかもしれません。また、本を読むことによっていろんな言葉も知ることができますし、作詞を進めていく中で、行き詰ることも少なくなるのではないかと思います。
この、歌集「滑走路」、僕も読んでみようと思います。
また、ピースの又吉直樹さんのYouTubeもオススメです。言葉や文章を書く時のハードルがぐっと下がり、楽しむことができるようになります。
言葉を楽しむのはアーティストにとって、とても大切です。
ぜひ、本をたくさん読んで、言葉と向き合ってみてください。
ではまた。
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